蕎麦屋も進化!(蕎麦・其の2)

2012.09.19

先日のブログで「長野駅~善光寺周辺にかけておそば屋さんはたくさんあれどそこそこのお店が多い。」と断言した私ですが、この言葉は一部撤回させて頂きます。(えらい早っ!)
理由はおそば屋さんからクレームが来たからではありません。私がずいぶん前(28年位前?)に長野駅周辺で食べて「この店はもういいや」と思っていたおそば屋さんに昨日超~久しぶりにお昼を食べに行きました。妻の薦めで半ば渋々にといったところでしょうか。(天使のように優しい妻には逆らえません・・・)

 

結果は・・・・「ちょっとぉ、旨いやんけぇ~!どないなっとんの?」

妻が「美味しい」と言っていたのはまんざらではなかったようです。

疑ってゴメンね~ゴメンねぇ~ (・・・チョイ古め)

立地からすると長野駅から徒歩1分・商業ビル1Fで、いわゆる観光客目当ての雰囲気をプンプンと醸し出しているお店なのですが、食べてみると「ところがどっこい!」でしたね。以前食べたときは間違いなくそんなに大したこと無かった(スイマセン m(_ _)m )のですが、なぜでしょう?

私は以前から「戸隠へ行くとおそばが美味しいのは水が冷たいからおそばが引き締まってコシと香りが出て美味しくなる」と勝手に思っています。ですから、長野駅~善光寺周辺やその他都会のおそば屋さんのぬるい水道水では美味しいおそばは作れないと考え、もし自分がそば屋を開くのであれば必ず「冷水装置」を導入しようと妄想したものでした。

昨日食べたおそばが冷たく引き締まっていることに気づき、お店のご主人に「このおそばは冷水装置を使って締めてますね?」とお聞きしたところ、「数年前のビル建設・店舗改築時に約2tの氷の中を水が循環する冷水装置(ORION社製/長野県須坂市)を導入いたしました。温度設定で戸隠の水より冷たくすることもできます。」とご丁寧に答えてくれました。確かに食べたおそばは戸隠のより冷たかった!(なかなかやるなぁ~)

時代と共に進化しているおそば屋さんがあることに気づかされた昼食タイムでした。


JR長野駅・善光寺口出て目の前のウェストプラザ長野1Fにある創業天保四年の油やさんです。(お店の場所は画像をクリックして下さい)